クレジットカード現金化の違法性について!逮捕?捕まる?クレジットカード現金化の問題点のまとめ

クレジットカードの現金化は違法?合法?犯罪になるのか?

「クレジットカード現金化をしてお金を用意したいけれど、違法じゃないか心配…」
「クレジットカード現金化で逮捕された人っていないの?」

クレジットカード現金化をしたいと思いつつ、不安を抱えている人もいます。

この記事では主に、

について、詳しく調査しました。

クレジットカード現金化が違法ではない理由・現金化業者側と利用者のそれぞれ罪に問われる可能性について詳しく解説しています。

初めてクレジットカード現金化をしようとしている人だけではなく、これまでクレジットカード現金化をしたことがあり違法性やリスクなどが不安になっている人も、この記事を読めば納得することができるはずです。

クレジットカード現金化は違法ではない!その理由3つ

結論から言うと、クレジットカード現金化を行うこと自体に違法性はありません。

つまり、クレジットカード現金化を行っても警察につかまったり罰せられるようなことはないということになります。

それでも、「本当にクレジットカード現金化をしても大丈夫なの?」と不安に感じる人もいるでしょう。

ここでは、クレジットカード現金化が違法ではない3つの理由について、以下でわかりやすく説明します。

クレジットカード現金化が法律で禁じられていない

違法行為というのは、当然のことではありますが法律で禁じられている行為を行うことを指します。

窃盗や詐欺、恐喝などはもちろん違法行為にあたるということはほとんどの人が知っていることです。

クレジットカード現金化にはマイナスイメージやリスクのあるイメージを持つ人が少なくありませんが、実はクレジットカード現金化を取り締まる法律は存在しません。

法律で禁じられていない=違法行為ではないのです。

ただし、クレジットカード現金化自体は違法でなくても不正入手した他人名義のクレジットカードを使おうとしたり、クレジットカード現金化業者を名乗りながらも実質貸金業者として営業したりすると、違法行為として逮捕されることになります。

普通に自分のクレジットカードを現金化を目的として使用する、ちゃんとしたクレジットカード現金化業者を利用する分には違法行為とはみなされることはないので安心してください。

クレジットカード現金化業者は法律を守って営業している

クレジットカード現金化を行う際によく利用されるのがネット上にある無店舗型の現金化サイトです。

店舗を構えず対面での対応もしてもらえないため、

  • 詐欺行為などを行う業者なのでは?
  • 個人情報だけ盗まれてお金を振り込んでもらえなかったらどうしよう

と、特に初めて利用する場合には不安視する人が少なくありません。

しかし、ネット上で運営されているほとんどのクレジットカード現金化業者は法律を守っている優良業者といえます。

もちろん、非常に数多くのサイトがあるので中には安全性の低い業者や悪質な業者が存在する可能性はあります。

見分けるポイントとしては、

  • 現金化業者の公式サイトにある会社概要を確認する
  • 所在地や連絡先など基本的な情報が記載されているか
  • 提供している現金化サービスは許可を取っているか

所在地や連絡先などの基本情報はもちろん、設立年月日が記載されていればどのくらい長く運営していたかがわかります。

悪質な業者はコロコロ廃業と新規オープンを繰り返す傾向が強く、長く営業している業者ほど優良業者であることが証明されていることになります。

また、商品買取方式の現金化サービスを採用している業者で都道府県の公安委員会から認可を受け、古物営業許可番号を取得している現金化業者は古物営業法を遵守しているため安全です。

キャッシュバック方式の現金化サービスは古物営業法に当てはまらないので、許可番号を取得していないからといって違法というわけではありません。

リサイクルショップや買取専門店を利用することが違法ではない

高額のブランド品などをクレジットカードで購入してから、後から

  • やっぱりあまり気に入らない
  • 使いづらいから手放そうか…

などと心変わりすることはよくあることです。

例えば、

リサイクルショップや買取専門店に持ち込み買取依頼をし、納得のいく金額であれば売却しその場で現金を受け取るというパターン

この行為も、はたからみたらクレジットカード現金化と同じことにはなります。

しかし、決して最初から現金化を目的として購入したわけではありません。

中には、最初から現金化することを目的として換金性の高い商品を決済で購入する人もいます。

ただ、本人以外にはこの違いは明確に判別できませんし、本人が主張すれば現金化目的での利用ではないということになります。

要するに、クレジットカード現金化業者を利用してもリサイクルショップや買取専門店を利用して自分で現金化をしても、違法とみなされることはないのです。

クレジットカード現金化業者側に違法性はあるのか調査しました!

それでは、クレジットカード現金化サービスを提供している業者側に違法性はないのでしょうか?
このことに関しては、過去にクレジットカード現金化業者が逮捕された事例について調査をしました。

特に有名な逮捕事例を、ピックアップして紹介します。

事例①2011年8月5日

逮捕された業者…東京都の貴金属販売会社「インフィニティ」
逮捕された理由…クレジットカード現金化業者を名乗りながら高額の利子で融資を行う闇金同様の行為を行っていた。
キャッシュバック方式の形で現金を提供していましたが、100円程度のブレスレットを購入させて100万円の融資を行うという、商品の価値と提供される金額があまりにかけ離れているという内容だった。

事例②2012年1月10日

逮捕された業者…東京都目黒区の現金化業者
逮捕された理由…クレジットカード現金化業者として営業していながら収入の申告をせず所得税法違反で逮捕された。
所得税3,000万円分の脱税であるとともに、国税局からの調査に対して虚偽の説明をしたことからも非常に悪質だった。

事例③2013年9月20日

逮捕された業者…東京都の貸金業者「朋友エンタープライズ」
逮捕された理由…天然石を販売する通販サイトを運営するフリをしながら、クレジットカード現金化を行うサービスを提供していた。
実際には商品の売買取引が行われていなかった。

このように、過去にクレジットカード現金化業者を利用した人が逮捕された事例はないものの、クレジットカード現金化業者が違法行為によって逮捕された事例はいくつかあります。

特に、クレジットカード現金化業者が逮捕される事例では、「貸金業法」と「出資法」に違反しているとみなされるケースが多いです。

貸金業法及び出資法違反に充当する可能性がある

クレジットカード現金化業者が逮捕される場合に違反していることが多いのが、

「貸金業法」
及び
「出資法」

です。

クレジットカード現金化業者は本来融資を行う貸金業者ではありませんが、

  • 実質的な売買取引がない場合
  • 明らかに現金を貸し付ける目的として形だけの取引を行ったとみなされる場合

には、実質貸金業者であると判断されることがあります。

クレジットカード現金化業者の換金率は80%未満である可能性が高く、現金化を提供する際に業者側が受け取る手数料が高くなり、貸金業でいう高金利に該当し出資法違反となります。

貸金業者としての認可を受けずに営業していることや、型式だけの取引や高金利での取引を行っているということで、逮捕される可能性があります。

クレジットカード現金化を利用する側に違法性はある?

クレジットカード現金化業者を利用した側が過去に逮捕されたとうような事例は聞かれていません。

ただし、クレジットカード現金化は違法ではないものの、場合によっては横領罪または詐欺罪に該当する可能性があります。

横領罪

クレジットカードで購入した商品は、後日請求日に支払いが完了するまでは実はクレジットカード会社の所有物ということになっています。

とはいえ、支払いをしないで逃げるような人はまずいないのでクレジットカードで購入した商品は普通はすぐに自分のものとして使用しても問題はないでしょう。

ただ、クレジットカード現金化の商品買取方式では、クレジットカード決済で購入した商品をカード会社に返済する前に即現金化することになります。

そのため、カード会社の所有物を転売したことで「横領罪」とみなされる可能性があります。

キャッシュバック方式の現金化サービスでは、現金は買取代金ではなく特典として受け取る仕組みのため、この横領罪には当てはまりません。

詐欺罪

クレジットカード会社では、規約で現金化を目的としたカード利用を禁止しています。

クレジットカード発行時には規約に同意することが条件となっているため、規約違反とわかっていながら隠れて現金化を行うことは詐欺罪に当てはまるという考え方もあります。

これまでクレジットカード現金化を行った人がこの詐欺罪にあたるとして逮捕された事例はありませんが、あまりにも高額な現金化など悪質性が高い場合には逮捕される可能性がゼロとも言い切れません。

クレジットカード現金化を利用する際に注意しておきたいこと

クレジットカード現金化を行うこと自体には違法性はなく、クレジットカード現金化業者を利用した人が逮捕された事例もありません。

しかし、いくら合法であるとはいえ、安易にクレジットカード現金化を行うとトラブルに巻き込まれることがあることも頭に入れておく必要があります。

以下の注意点を、それぞれ確認していきます。

破産法における「免責不許可事由」となる

クレジットカード現金化を行う人は、普段から金銭的に困っていることも多いです。

クレジットカード現金化を行ってもしっかり返済できるようであれば問題がないのですが、クレジットカードの返済ができなくなったり他にも多額の借金が膨れ上がったりした結果、最後の手段として自己破産を選択することがあります。

自己破産では借金の返済義務がなくなりますが、免責として認められない内容にクレジットカード現金化があります。

クレジットカード現金化をしていた場合、借金を返せなくなっても自己破産が認められない場合があるのです。

ただし、反省態度や、今後二度と繰り返さないという姿勢により免責として認められる場合はあります。

クレジットカード会社側のカード利用規約違反となる

「クレジットカード現金化をするとカードが利用停止になるのでは?」という不安を感じる人は少なくありません。このリスクは確かにゼロではありません。

クレジットカード会社では、現金化目的での利用を禁止しています。

もし現金化目的での利用が発覚した場合、カード利用停止処分を受けることがあります。

この場合、カード一時的に利用停止になるだけではなく、強制退会となり支払い残額の一括請求をされたり、信用情報に傷がつきそのカード会社だけではなく他社でも数年間新たにカードを発行できなくなります。

ただ、異常な頻度やこれまでにないような高額の利用など、よほど不自然な利用の仕方をしたりしなければ調査が入ることは滅多にないと考えて良いでしょう。

安全性の高いクレジットカード現金化業者を利用すればこのようなトラブルはまずありません。

クレジットカード現金化 違法でよくあるQ&A

「クレジットカード現金化を行うことは違法なのか?」という点に関して、よく寄せられている質問と回答を紹介します。

クレジットカード現金化は犯罪になるのですか?

クレジットカード現金化を行うことは法律で禁じられていないため、犯罪行為にはなりません。
ただ、悪質なクレジットカード現金化業者が逮捕された事例は過去にあるため、クレジットカード現金化を行う場合には信頼できる優良業者を選びましょう。

現金化する事でリスクはありますか?

違法行為ではないので、警察に逮捕されるようなリスクはありません。
ただし、クレジットカード会社ではクレジットカードを利用して現金化を行うことを禁止しているので、発覚した場合にはカード利用停止や強制退会などのリスクがあります。
自分でクレジットカード現金化を行うより、これまでクレジットカードトラブルがゼロの安全性の高い現金化業者を利用することをおすすめします。

現金化をしたことがバレたかもしれません。カード会社からの電話に出ないとどうなりますか?

カード会社の電話にはすぐに対応するようにしましょう。現金化を疑われていない可能性もありますし、もし疑われていた場合でも逃げ回っていると余計に印象が悪くなります。
もし質問されても、現金化目的ではないと主張すれば大丈夫です。

新幹線回数券の現金化をしました。カード会社から怪しまれやすいですか?

新幹線回数券を現金化しても違法ではありませんが、換金性が高いため高額・頻繁な購入では怪しまれるリスクはあります。
目的を聞かれたら遠距離の彼氏ができた、実家に定期的に帰らなければならない、など言い訳を考えておけば大丈夫です。

クレジットカード現金化をしても絶対に罪に問われませんか?

普通にクレジットカード現金化をしたたけでは違法行為とはなりません。
ただ、カードの不正利用やクレジットカード返済の長期に渡る遅延があった場合などは罪に問われることになります。

違法なクレジットカード現金化業者を見分けるコツはありますか?

会社概要がサイトに書いていなかったり、未成年や身分証のない人でもOKというような現金化業者は危険なので避けましょう。
問い合わせをした時のスタッフの対応や、ネット上にある利用者の口コミも判断材料となります。

クレジットカード現金化をしたら将来に影響がありますか?

違法行為ではないので逮捕されたり前科がついたりすることはありません。普通のショッピングと同様に支払い期日に返済が完了できれば問題ありません。
ただし、自分でクレジットカード現金化を行ったり安全性の低い現金化業者を利用した場合、カード会社にバレて利用停止になることがあります。
そうなると信用情報に傷がつき、一定の年数はクレジットカード発行ができなくなってしまいます。

『クレジットカード現金化の違法性について!逮捕?捕まる?クレジットカード現金化の問題点のまとめ』のまとめ

クレジットカード現金化は違法ではないということがわかり、これからクレジットカード現金化をしようとしていた人も、これまでクレジットカード現金化をしたことがある人もとりあえず安堵することができたのではないでしょうか。

ただ、クレジットカード現金化を行うことで逮捕されるリスクはないものの悪質な業者の被害に遭ったり、カード会社から利用停止のペナルティを受けるリスクはあります。

違法行為をしていることにはなりませんが、多大な不利益を被る可能性があります。

このようなことにならないためには、自分でクレジットカード現金化を行う場合はむやみに繰り返したり、欲張って高額の商品を購入したりすることはせず、困った時だけの手段として考えることをおすすめします。

また、クレジットカード現金化業者を利用する場合には、会社概要や口コミなどをよく確認した上で、信頼できる優良業者を選ぶことがとても大切です。

下記のページでクレジットカード現金化の優良業者の情報を比較して紹介しています。

クレジットカード現金化業者をお探しの方は是非ご確認ください。
クレジットカード現金化優良店比較

  • この記事を書いた人
金田一真奈美

金田一真奈美

お金に困った人たちに役立つ情報を発信。お金を借りる方法以外でお金を作る方法などをお伝えしていきます。

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